チューハイといえばキリン「本搾り」。実はこれ以外の缶チューハイは飲まないというほどこれが好き。
なんてたって、香料、保存料無し。原材料は果汁とウォッカのみという潔さ。
これぞ、缶チューハイの「何も足さない。何も引かない」。
その製品の魂は知る人ぞ知るメルシャン時代から連綿と現在のキリンへと引き継がれているという。

このポリシーを他の会社が決して手を出さないのはきっとノウハウが必要?
もしくは香料や保存料などの不使用は利益率の低下につながるなど色々と消費者が
気にしない点が懸念点になるからなのか。

その歴史を紐解くと、2003年発売というのだから、この分野でいうと老舗になる。
(ちなみに「氷結」(発売当初は「氷結果汁」)は2001年。その間色々なブランドが
生まれ、消えていったのは周知の事実)
2006年にメルシャンがキリン配下になった際は、ゆくゆくはキリンの「氷結」ブランドに整理され、
もう飲めなくなるかもという不安もあったけれど、キリンに製品コンセプトを
認められたからかそのままブランドの一つとして販売継続。

2014年には大沢たかおとカエルのCMで微妙な話題(不適切なCM?というイチャモン問題)を提供。

地味に自分のような、コアなファンを増やしつつ、ここ数年はまた注目度が上がって来て
近所のヨーカドーでの棚位置が良くなってきて嬉しいやらちょっと寂しい感じもする今日この頃です。
で、家の在庫が少なくなり、そろそろ買い足そうかと酒販売棚をみるとなんとなく製品パッケージが違う。
ネットで確認するといつの間にかリニューアルされているではないか。

以下、商品パッケージ比較(左がリニューアル後、右がリニューアル前)
 
  
差分はパッケージが微妙に変わっただけ。果汁割合や原材料、製造者もなんら差分なし。
で、せっかくなので飲み比べ。ニュースリリースではパッケージが変わっただけではなく、味も更新した模様。
もちろん見た目はわからない。

ちょいと家人に協力してもらい、どちらかがわからない状態にして飲んでみる。

果汁28%は変わらない中、「果汁感」はともに感じるって当たり前か。違いは炭酸の刺激の強さ。
刺激が強いのが新しいものかと思いきや、それは古い方という驚き。

ニュースリリースにあった「より果汁感が感じられる味わい」というため炭酸を抑えたようだ。

飲み比べないとわからないかもしれないけど、そんな発見でした。